総額だけでは、
何も判断できない。
同じ $100M でも、前月の $50M から倍増したのか、$200M から半減したのかで意味は正反対です。このページの数字は全て、直前の同じ長さの期間と対で出しています。
総額は、政府が支払い義務を負った額(Obligation)と、SEC Form D の提出時点で売れた額の合計です。定義の違う2つなので、内訳も並べています。同じ資金が複数回記録されている場合は1件に畳んでから数えています。
週次の推移
点灯部分が現期間(2026-07-20 – 2026-08-16)取り込み途中の週は表示しません。USAspending の公表には遅れがあり、そのまま出すと「資金が止まった週」に見えてしまうためです。
絞り込みは URL に入ります。このページの URL をそのまま貼れば、同じ条件で開けます。 取り込み済みは 14 週(2026-05-11 以降)。前期比には、選んだ期間の2倍の週数が要ります。
伸びている領域と、引いている領域。
前期比です。1件の大型案件で順位が変わってしまう規模のテーマ($5.0M未満)は、判断に使えないため除いています。
加速している
- 防衛ソフトウェア$129K → $5.8M約45倍
- サイバー防衛$129K → $5.8M約45倍
- 原子力$47.9M → $744.1M約16倍
減速している
- 宇宙飛行R&D$650.2M → $421.0M-35%
- 核セキュリティ・不拡散$12.6M → $10.6M-16%
- 宇宙科学$61.0M → $75.2M+23%
前の期間には、いなかった企業。
直前の同じ期間に受注が無く、今期に入った企業です。設立が新しいという意味ではありません。この機関との取引が、この期間に始まった(または再開した)という意味です。
政府とVCの、両方から取っている企業。
政府調達と未公開株の調達は、普通は別々に見られています。資金調達データベースが索引しているのは調達ラウンドなので、政府の受注はそもそも同じ表に並びません。両方から取っている企業は、その表では1つの列になりません。
| 企業 | 政府 | VC | 先に来た側 | もう一方まで |
|---|---|---|---|---|
| Impulse Space, Inc. | $4.0M4件 · 2026-03-27 | $499.8M1件 · 2026-06-02 | 政府 | 67日 |
| Apex Technology, Inc. | $01件 · 2026-04-10 | $156.8M1件 · 2026-07-22 | 政府 | 103日 |
| Private Tech Inc. | $7K1件 · 2026-04-10 | $105.0M1件 · 2026-07-29 | 政府 | 110日 |
| Firefly Aerospace Inc. | $42.7M3件 · 2026-05-27 | $22.0M1件 · 2026-07-08 | 政府 | 42日 |
| Lunar Outpost Inc | $22.0M1件 · 2026-08-10 | $32.1M1件 · 2026-05-14 | VC | 88日 |
| Captura Corp. | $01件 · 2026-06-17 | $53.5M1件 · 2026-07-02 | 政府 | 15日 |
| AMPeers, Inc. | $01件 · 2026-08-11 | $11.0M1件 · 2026-06-05 | VC | 67日 |
| Mentium Technologies Inc | $7K1件 · 2026-07-16 | $7.5M1件 · 2026-07-21 | 政府 | 5日 |
| Channel Robotics | $305K1件 · 2026-07-06 | $4.7M1件 · 2026-06-03 | VC | 33日 |
| Exum Instruments, Inc. | $01件 · 2026-05-11 | $3.4M1件 · 2026-07-02 | 政府 | 52日 |
| Oboro Labs, Inc. | $305K1件 · 2026-06-17 | $1.3M1件 · 2026-07-28 | 政府 | 41日 |
| Optimeos Life Sciences, Inc. | $300K1件 · 2026-07-23 | $1.0M1件 · 2026-06-03 | VC | 50日 |
$0 は記録が無いという意味ではありません。契約はあるが、期間内の増額と減額が相殺されて純額がゼロになっている状態です。件数を併記しているので、そちらで確認できます。
突き合わせの対象は 2026-03-02 〜 2026-08-20 に取り込んだ資金です。重なりが少ないのは、追跡期間がまだ短いことと、Form D の提出者の大半が政府調達に関わらない小規模発行体であることによります。件数が増えるのはこれからです。
「政府が張ったテーマに、その後 VC が入ってきたか」はまだ出していません。テーマどうしを比べるには共通の軸が要りますが、政府側は NAICS / PSC から割り当てているのに対し、Form D が持つのは SEC の産業分類だけで、実データの上位は Other Technology と Other です。これを Space や Energy へ対応づけると、存在しない対応関係をこちらが作ったことになります。数字は出せますが、根拠がありません。
詳細分析出し手・テーマ全件・SBIR・段階・未支出・振り返りを見る
予算が付いている単位で、全件。
政府の産業分類・製品分類コードから割り当てています。1件の資金が複数テーマに跨る場合は金額を分割しているため、合計しても総額を超えません。
「分類なし」は、政府の分類コードが既存のテーマ辞書に当たらなかった分です。SBIR は省庁もテーマもまたぐため、ここに入る割合が高くなります。上の行の合計+分類なし=総額になります。
小さい企業が、最初に取る資金。
Phase I(実現可能性)→ II(試作)→ III(SBIR予算外の後続資金)。Phase III には政府調達・生産・サービス・追加R&D・民間資金が含まれます。実用化へ移った可能性を示す強いシグナルですが、全てが製品の購入というわけではありません。
全 193 社のうち上位40社を表示しています
同じ機関でも、向け先は動く。
どの機関の予算から出ているかは、次にどこへ流れるかの手がかりになります。機関ごとの上位の向け先を出しています。
米エネルギー省(DOE)
+432%- 原子力$744.1M
- 基礎科学$185.6M
- ARPA-E・高リスク技術$99.3M
NASA
+12%- 宇宙飛行R&D$421.0M
- 衛星・ペイロード$267.9M
- 宇宙$183.4M
National Institutes of Health
+13%Federal Acquisition Service
+88%- 防衛ソフトウェア$5.8M
- サイバー防衛$5.8M
- 自律システム$1.4M
Department of Veterans Affairs
前期は受注なし- 運用・地上系$0
Departmental Offices
横ばいImmediate Office of the Secretary of Transportation
-54%現在追跡できている出し手は米政府(NASA・DOE)です。VC・事業会社・M&A はまだ統合できていません。追加した時点でこの欄に出します。
誰が取ったか、全件。
大学・国立研究所・政府機関は、受注額では上位に来ますが投資先にはならないため外しています。週数は、その企業が何週にわたって受注したかです。
全 992 社のうち上位60社を表示しています
どこまで進んだ金なのか。
発表と支出は違います。確約(Committed)は政府が支払い義務を負った段階、支出(Disbursed)は実際に金が出た段階。この2つの差が、契約が動いていない額です。
確約されたが、まだ支出されていない額
- Lockheed Martin Corporation$56.96B41件
- The Boeing Company$43.46B17件
- Electric Boat Corporation$31.26B2件
- Northrop Grumman Systems Corporation$23.40B16件
- Fluor Marine Propulsion, LLC$13.74B1件
- Raytheon Company$8.85B13件
- The Aerospace Corporation$8.54B20件
- Bell Boeing Joint Project Office$6.61B1件
契約の開始から 2026-08-17 時点までの累計です。上の期間集計(取り込み済みの取引)とは尺度が違うため、引き算しないでください。未支出が大きいことは、必ずしも問題を意味しません。長期契約は年次で払われます。読み方は「予定されている支払いがどこに残っているか」です。
週次では追えない省庁を、遅れを書いたうえで出す。
公表の速さは省庁によって違います。遅れている省庁を週次に混ぜると、まだ公表されていないだけの週が「資金が止まった週」に見えます。ここは週次から外した省庁を、月単位の振り返りとして置く場所です。
米国防総省(DoD)
公表の遅れ 約3か月・2026-05 までテーマ
- 製造・弾薬$19.28B
- 防衛技術$10.28B
- 自律システム$7.19B
- ドローン・対UAS$2.72B
- 兵站・整備$2.57B
- 防衛ソフトウェア$1.57B
- サイバー防衛$353.7M
- 宇宙防衛$65.6M
受注した企業
全件ではありません。防衛NAICSに当たる取引は1か月で26,000件を超えるため、各月の金額上位だけを取り込んでいます。取り込んだ最小額は $6K で、これより小さい契約はこの数字に入っていません。
この省庁は上の週次集計には入っていません。入れると、公表が3か月遅れている分だけ直近の週が実際より小さく出ます。
金額の出どころは2つです。政府の受注は USAspending の取引記録で、金額は政府が支払い義務を負った額(Obligation)。契約上限は含めていません。VCラウンドは SEC へ提出された Form D で、金額は実際に売れた額(totalAmountSold)。募集上限は含めていません。どちらも「上限」を流入額に混ぜないという同じ規律で扱っています。同じ資金が複数回記録されている場合は1件に畳んでから数えます。
USAspending.gov